企画展 - 2018.11.14
波佐見にものづくりの拠点を移しませんか?その2『波佐見空き工房バンクの活用モデル。「みんなのアトリエはざま」ができるまで』
こんにちは。元波佐見町地域おこし協力隊の福田です。任期満了にあたり協力隊は昨年6月で卒業、7月からは前回ご紹介した『波佐見空き工房バンク』の企画運営を担い移住促進に取り組んでいます。
さて!空き工房の賃貸希望者と内見をしていると、「どんな風に使ったら良いのだろう?」 「どれくらいお金がかかるのかな?」など同じような疑問がもたれることが分かりました。
そうですよね~。なかなか今の状態じゃ想像できないですよね……。そうなれば!「実際 に私たちで空き工房を1軒借りてやってみようではないか!紙資料で伝えるだけじゃない、もっと体験談から説明できるようになろう!」ということになりました。
ということで、実際に空き工房を1軒借りて改修をスタート!対象としたのはこちらの元生地工房。見ての通り、不用品であふれています…。
うぅ~ん。これを片付けるだけで難儀!!
トイレはこんな感じ…。昔ながらのぼっとん便所です。この様式じゃ、最近の若い子は特に使えないんじゃないかなぁ~~。
とはいえ、悩んでいてもしょうがない!!まずは改修の基本、不用品の撤去から始めました。
撤去を担っていただいたのは、シルバー人材センターのベテランさんたち。撤去から処分までテキパキ行ってくれます。頼もしい~。
もちろん、私たちもお手伝い。高い場所担当は「波佐見空き工房バンク」の強力サポー ター、アサダ建設の“かっちゃん”こと浅田さん。
「浅田さん、あの上もお願いします!」という私の鬼のようなお願いに嫌な顔ひとつせず、 粛々と不用品撤去を進めてくださいました。
⼀方、わたくしはというと…。
「ひゃ~!この箱は道具入れに使えそう~!」。
「わ!このスナック椅子、かわいい~。回るし~。」
「これは飾りにしよう~!」
もちろん、決して遊んでいるわけじゃありません。不用品の中に潜む宝物をチェック&ピックアップしていったのです。なかでも利用価値が高いと感じたのが…
大量の皿板!これは、やきものの生地を運ぶ時に使用する板で、昔のものは杉材だったりしてとても良質。DIYや改修の材料に使えそうです。
…ということで
不用品であふれていたこちらが…
♪♪~~なんということでしょう~♪~♪~~~
ここまできれいになりました!見違えました!!
とはいえ、ここからが本番。次は改修編です。お楽しみに~。
■波佐見弁、教えるばい!■
さびなか 意味/(料理など)味が薄い
A「この煮物、ちょっとさびなか~。」
B「ありゃそうね!ちょっと醤油ば足そうかね。」
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