カフェ - 2018.07.06
《五感をくすぐる器の旅》 グレー地と気泡の落とす影から生まれる新たな美しさ
皆さま、こんにちは。
いよいよ本格的な夏が始まりますね。
今月の器は、京都在住のガラス作家"笹川健一さん"の器です。
青みがかったグレーに、細かく入った気泡が特徴的な器。
その名の通り、銅羅に似た形状のため、銅羅鉢と呼んでいます。
日の光がたっぷりと注ぐ場所では、グレーと気泡の落とす影がまた新たな美しさを感じさせてくれます。
原料は全てリサイクル。
炉は朝に火を入れ、夕方に火を落とす方法を用いるため、細かな気泡がたっぷりと入ります。
グレーの色味は、着色剤となる金属粉を混ぜて作ります。
制作途中で生まれたガラスくずも再利用するため、道具に付着した金属粉も入り、その時々で色味に多少の変化が生まれます。
作った日、時間帯によって一つ一つの色や泡の表情が変わるため、それもまた個性としてお楽しみいただけたらと思います。
田中:
グレー地と気泡が特徴的な笹川さんの器。
実は、わたしも大好きな作家さんなのです。
もうすぐ梅雨も明け、カラッと晴れ渡る夏が始まりますね。
そんな夏にぴったりの酸味の効いたレモンとヨーグルトのシャーベット、笹川さんのグレー地のガラスに映える爽やかなイエロー。
ご自宅で簡単に作れる、涼味感じる夏のデザートです。
是非、夏のおともに!
深尾:
銅羅鉢にはサラダを入れたりして使っておりますが、初夏の爽やかなレモンのデザートは目にも涼やかで、料理と器、お互いを引き立て合っているように感じました。
いよいよ本格的な夏が始まりますね。
くれぐれも暑さ対策や水分補給に気をつけて、夏を思いっきり楽しんでくださいね!
【recipe】2人分
牛乳:100g
水:100g
三温糖:100g
レモン汁:100g
トッピング:レモンスライス、ヨーグルト
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