レポート - 2016.12.23

金屋神社を波佐見焼で町おこし!その3『コンプラ瓶 絵馬』

こんにちは。波佐見町地域おこし協力隊の福田です。
1年目はお守り、2年目はおみくじを企画した金屋神社の町おこし。
3回目となる今回は、初年より案に上がっていた絵馬に取り組むことになりました。

 

 

まずは、アイデアを出して手作りで試作!スタンダードな絵馬の形が良いのか、コンプラ瓶をモチーフにするのか?色や大きさはどれが適当か?数パターンを作成しました。

 

 

イメージが固まったら、今回は窯業技術センターへ相談に。絵馬の表に社紋と文字がレリーフで入ることから、キリッとした仕上がりとなる3Dキャドを使用することになりました。

 

 

3Dキャド活用で便利なのが、仕上がりイメージをすぐに立体で見ることができること!「もうちょっと下に…」「もうちょっと大きく!」社紋の大きさや位置、レリーフの深さなどをその都度調整が可能です。

 

そして、試作→調整→試作…を繰り返して仕上がったのがこちら!

 

 

バーン!!!なんて綺麗なの!コンプラ瓶をモチーフにし、表は社紋と「金屋神社」の文字のみですっきりと。釉薬は波佐見焼らしい薄青磁を採用し、なんとも清々しい印象です。そして、紅白の飾り紐が良いアクセントになっています~(自画自賛)。

 

 

裏はこんな感じ。手間や効率を考えかなり悩んだのですが、「産地なのだから、そこはこだわらないと!」と思い直し、呉須で願い事を書いてもらった後に一度お預かりをして焼成することにしました。

 

 

素焼きの状態はこちら。薄くであれば鉛筆で下書きが可能なので、筆に慣れていない方も安心です。

 

 

お守り

 

 

おみくじ

 

 

絵馬。

 

3年間を通して、コンプラ瓶をモチーフにした3種の頒布品が揃いました!あとは、この3種を長く続け、「金屋神社」に定着させていくことが目標となります。

 

 と、その前に!!!……つづく

 

 

■波佐見弁、教えるばい!■

~ぎんた 意味/~から、~なので

「おいがするぎんた、それは良かばい!」

訳)私がするので、それはしなくて良いですよ!