企画展 - 2019.3.22

月刊フラワーズで連載中!波佐見町を舞台にした「青の花 器の森」

 

1960年代の佐世保を描き映画化された漫画「坂道のアポロン」の作者で佐世保市出身の小玉ユキさんが、現在小学館の月刊フラワーズで連載中の「青の花 器の森」。器を愛する男女の恋物語やリアリティ溢れる器の製作描写、波佐見焼を通してくり広げられる人間模様など、波佐見での綿密な取材にもとづいて描かれたこちらの作品は、昨年単行本第1巻を刊行し、今月3月8日には第2巻も発売されました。

 

 

【あらすじ】

波佐見焼きの窯で絵付けの仕事をしている青子。その窯に、海外で作あらすじ陶していたという龍生がやってきた。無愛想で人を寄せ付けない龍生に「絵付けされた器に興味ない」と言われ、自分の生き方まで否定された気持ちの青子だが、反発しながらも龍生の器に惹かれていき…?
器に魅せられた男女が出会ったことで、大人の恋が動き出す--!

 

 

作者の小玉ユキさんは、連載スタート前に工房が並ぶ中尾山に何度も足を運び取材をされたのだそう。その際に波佐見を案内したというソトガワ美術館ライターの福田奈都美さん。

 

 

――福田さん

波佐見焼を作っている現場や、移住者、ユニークな活動をされている方などをご紹介しながら、モデルとなった中尾山の窯元をご案内しました。

ご案内をした窯元に小玉さんのファンの方がいて、その場で器にイラストとサインを描いてくださったり、ほかの窯元でも、絵付けをやってみたりと実際に体験をしながらイメージを膨らませていらっしゃいました。

私がご案内した後にも、何度も波佐見に足を運び、追加取材をされています。モデルとなった窯元さんについては、中尾山の宿泊施設に宿泊をしながら長期取材をされたそうです。波佐見の焼きものづくりのこと、中尾山の景色など、本当によく取材をされています。

町の方もとても楽しみにしていて、町の本屋(一軒しかない)で定期購入している方もいるそうです。

 

 


編集者によると「青の花 器の森」は、焼き物が好きな読者に着実に支持されているそうです。波佐見を舞台に始まる、器と恋の物語 。一度読み始めると続きが気になって仕方がなくなる!そんな作品です。まだ読んだことがないという方は、ぜひ一度読んでみてください。

 

詳細はこちら

https://flowers.shogakukan.co.jp/rensai/aonohanautsuwanomori.html

 

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